久しぶりの雨

 昨日は、久しぶりによく雨が降った。雨の音が心地よかった。4月というのに日中は25℃という夏並みの暑さだから、雨が降り続くことによってだんだん涼しくなっていくのも心地よい。
  
 雨が嫌い、雨が好き。いろいろ人は言うけれど、私は自転車の通勤時以外は、雨が好きだ。(さすがにレインコートを着ての通勤は視界が狭くなって危ないし、汗ばむしいいことはない)
 雨降りは人の行き来が少ない。ゆえに周りは静かだ。雨の音にはリズムがある。ザーザーとかポツポツとか激しかったり緩やかだったり、そのリズムに合わすと心が落ち着く。

 そういえば最近、少しイライラしていたのかもしれない。ブログも最近、お休みしていたし。(昨日、やっと再開したところ)自分自身、反省しなければいけないことだが、感情的になって、やるべきことそしてやるべきことをおろそかにするのは悪い癖だ。もう少しゆったり構えよう。世の中ままならない。ままならないままに生きていく時間も仕方がない。人の距離の持ち方も必要だろう。
 50歳を過ぎると人間関係が変わるという。だんだん体も弱っていく。そして人との相性もわかってくる。無限の可能性は若者のもの。この年になれば自分の有限性の中で効率よく生きていく。それが最善の策だと思う。たとえ人から馬鹿にされようが非難されようが。

 雨の音は心地よい。気持ちが落ち着く。それは冷静に考えることができるのと同義語だ。