スシローに行った。

 昨日、子供が家に来たので久しぶりに近所のスシローに出かけた。俗にいうお醤油ペロペロ事件。高校生が醤油の瓶をなめた動画が分散された事件である。スシロー側はかんかん、損害賠償を求める民事訴訟を起こすと息巻いていた事件のあとはじめてきた。

 

 事件後の措置としてレーンに注文以外のお寿司は流していなかった。いつものように混んでいる時間を避けて夕方5時は半ごろ、入ると店内はいつもよりガラガラだった。週末でもないせいもあったかもしれない。昨年の値上げ以来初めてだ。(一度来たけれど10%オフをしていたので実質的には値段は変わらなかった)

 行きなれているから頼むものは決まっている。私の場合は鰻、エビアボカド、しめ鯖ただ、今回は家で宅配ピザのМサイズを食べておなかもできていたのでしめ鯖をやめてかんぱちとウニを頼んだ。以前、テレビでスシローはいいウニを仕入れているので提供する量が限られていると、言っていたがしっかり食べれた。なかなかおいしかった。子供もいつも食べるつぶ貝を食べていた。夫はお肉の乗ったものなどを食べる。

 

 回転ずしという文化もいつの間にやら定着したと思う。多分、バブル時代の頃から認知されていたと思う。元禄寿司というお寿司屋さんによく言ったと思う。一皿130円か170円ぐらい。でも昼時にお寿司を千円まででお腹いっぱい食べれるのは魅力的だった。そして、バブル崩壊した平成に入るとスシローやくら寿司などたくさんのお寿司屋さんが乱立した。平成生まれの子供たちとよく行った。選べる楽しみというものは良い。子供は食べる量も少ない。家族で3千円ぐらいで済んだ。

 

 私が子供の頃はお持ち帰り専門のお寿司屋さんがあり、母親がニチイに出かけたときにキュウリまき等を買ってくれていた。最近は回転ずしとスーパーのパック寿司に押されてお持ち帰り専門店は見かけない。お寿司はごちそうである。でもお持ち帰りといい、回転ずし、パック寿司など身近な値段で食べれるものもあり、それがささやかな家族のとの楽しみとオーバーラップする。