食洗機を買った

 今年買ってよかったもの。今年はいろいろとものを買ったが、絶対に必要ではなく、なおかつ値段の高いもとして食洗機を挙げたい。いまやルンバ、乾燥機付きドラム式洗濯機とともに家電3種の神機と呼ばれているものだ。

 

 ずいぶん前から欲しかった。でも値段も高いし、狭い流し台には置くところがない。ご飯を食べた後の片付けから解放されたらどんなに楽だろう。ずっと思い続けてきた。ようやく、今年になって買うことが出来た。パナソニックがスリムな食洗器を去年の暮れに出したのだ。今までおけなかった台所にも置けると宣伝している。

 さっそく、家電店まで足を運んだ。スリムだといっても、実物を見ると結構大きかった。でもほかのメーカーのものを見るともっと大きい。我が家はこれ一択だと思った。

 

 使用感である。食洗機はつぶれやすいと思うので、すべて水洗いしてから入れる。もともと台所には節水ゴマをつけていたので世の中でいわれる水道代の節約にはならなかった。そしてお湯を使っていなかったので、たぶん電気代は上がるだろうな。乾燥機能に入れば止めても良いらしいから、それで少し節約。食器も水洗いしているので満杯になるまで動かさない。音は最初はうるさいと思った。でも最近は慣れた。動かす時間はだいたい6時半、騒音が気にならない時間だと思う。場所的にはスリムだといってもやはり大きい。少しガス台まではみ出したので2口コンロのうち1口しか使っていない。でもあまり不自由はない。あえて言えばコーヒーを沸かすときのポットが欲しいことか。

 

 思いもかけず良かったこと。今までこびりついていた茶渋のような汚れがすっきり落ちたことである。ガラスコップのくすみもすっきり落ちた。洗い立ての食器がまるで出来上がったばかりの焼きたてパンのようにぬくぬくしていて気持ちがいい。

 反対に少しがっかりしたこと。すべての洗い物が無くなる訳ではないのだ。お鍋やボウルなどの調理用具やこまごまとしたコップ類は自分で洗わなくてはいけない。ご飯を食べる前にこれらをいかに洗っておくようにするのかが課題だな。

 

 とにかく面倒なことが少し減ってよかった。時短というより気分的に楽になったのがうれしい。思い切って買ってよかった。