カウチポテト

 昨日の日曜日は会社も休みだった、この前の休みも、ピザを食べながらネットフリックスで映画を見ていた。気持のもやもやが随分と晴れた。そしてまた二匹目のどじょうを狙って同じ事をした。
 ピザは前々から食べたいと思っていたピザハットのクラシック4のМサイズで生地がパン生地。2,3人前らしいが一人で食べた。4種類の内訳は定番のデラックス、マルガリータ、パイナップルの載ったハワイアン。そしてホワイトソースの掛かったシーフード。
 定価の3割引きの1680円なり。本当は一人サイズ1000円を食べたかったのだが、残念なことにテイクアウトは1350円以上。あきらめて1350円以上で一番おいしそうなものを選んだ。高かったが食べ応えはあった。

 そして映画だ。ネットフリックスで今まで見たかったものを探す。今回は山崎努が出ている「長いお別れ」だ。公開当時から観たいと思っていた。山崎努が演じるもと教師をしていた男が軽い認知症から段々重くなっていき、死を迎えるまでの話だ。ゲームをしながらピザ食べながらの軽いノリでみる。
 真剣に見るのは実はそれでストレスもたまる。これぐらいのノリがいいのだ。いわゆるカウチポテトだ。だらだらするのがいい。それでも気持ちは幸せ感に包まれる。最近、ネットフリックス以外も複数の会社のプランに入っている人が多いのが分かる。おいしいものを食べながらの現実逃避。色々なストレス発散がある。ベタだがこれが一番、安直かもしれない。
 
 最近、ユーチューブの2チャンネルスレの動画をついつい見てしまう習慣がついて困っていた。面白いのはたくさんある。「コーカサスオオカブトの祠」など何とも言えない味わいがあるし、質問あるからはじまる、その職業の人しか知らないウラ話など結構面白いのだ。ただ不倫騒動などくだらないものがほとんどだ。要するに女性週刊誌のノリだ。
 自分でも自覚があるが、体力的にも精神的にも参っている時は女性週刊誌に手が出る。別に役に立つことは何も書いていないのに。何だかついつい手を伸ばしたくなる。そして何も残らない。それより今まで見たかった映画を見て刺し子などをする方がたぶん有意義だろう。

 こんな事を考えられるようになったのは、少し気分が回復したからかな。ブログも少し書く気になってきたし。ちなみに山崎努、認知能力が衰えても昔の能力や感情は残っているさまを表現の仕方は素晴らしかった。さすが名優である。今度は彼が主演している「モリのいる場所」を見たくなった。ピザ付きで。