ユーチューブが無料とは知らなかった

  ユーチューブを見始めて半年ぐらいになる。まだ半年というべきか。ケーブルテレビ用のリモコンスイッチにユーチューブのスイッチがあるのは知っていたが使ったことはなかった。ユーチューブ動画を見るのにお金がかかると思っていたのだ。民放テレビと同じくコマーシャルで収益をあげていることも知らなっかった。お金がかかるかかるならもったいない。そう思って触らずにいた。

 しかし、コロナ自粛の中タレントの動画がテレビに放映されされているのを見た。再生回数○○万回とか。そんなにたくさんの人が見るのだから、いうほどお金もかからないだろう。私は、おそるおそるユーチューブのボタンを押した。検索画面が出てくる。私は、インパネラの娘と打つと小野リサさんの歌っている画像が出てきた。澄んだきれいな声。いいな。それからユーチューブに夢中になった。次にジャズ動画をあげた。ジャズにちょっと興味があるのだが音楽と題名が一致しない。ちょうど新聞広告でジャズ大全のCDが出ていた。そこに入っている曲のいくつかを聞いた。コマーシャルで流れてきた曲、全く知らない曲。聞いているうちに自分の好みはビッグバンドというオーケストラのように大勢で演奏する曲(「A列車で行こう」など)だということも分かった。音楽を聞いているうちに他の動画も気になってきた。

  音楽以外で最初に調べた動画はバードウォッチングだった。結婚して移り住んだこの地は近くに山や川が多いせいか、割と野鳥が多い。始めて見る野鳥も多かった。無料の探鳥会に参加したこともある。ムクドリヒヨドリは、そこで覚えた。野鳥観察の本も買った。でも実際の鳥の様子は本ではなかなか分からない。実際に動いている様子が知りたかった。感動した。いわゆる素人の方だがきれいに野鳥をビデオに収め解説をしてくれる。時間も15分ぐらいで隙間時間に見れる。ハマった。いくつかの動画をチャンネル登録した。近くにいた気になる鳥の名前もツグミだということがわかった。本物のコゲラという名前のキツツキが木をつついている姿も画面越しながら初めて見た。大阪のゆるキャラ、もずやんゆわれのモズの姿もあった。楽しい。今年の冬は、コタツでぬくぬく画面越しのバードウォッチング。幸せな時間を送れた。